抗コリン薬リスクスケールと誤嚥性肺炎について

抗コリン薬リスクスケールとは?

  • 抗コリン薬は高齢者における転倒、せん妄、認知機能障害を誘導することが知られれており、コリン作用性有害事象のリスクを表す指標として抗コリン薬リスクスケール(ARS:Anticholinergic Risk Scale)が作成された(下図)
  • ARSスコアが高いほど、抗コリン性副作用のリスクが増加することが分かっている
引用:日本神経学会

文献紹介

Assessment of aspiration pneumonia using the Anticholinergic Risk Scale.

Kose E,Geriatr Gerontol Int. 2018 Aug;18(8):1230-1235.
  • 抗コリン薬リスクスケールと誤嚥性肺炎のリスクについて調べた文献
  • 抗コリン薬の使用は誤嚥性肺炎と正の相関があることが示された。特にARSスコアが2点増加すると誤嚥性肺炎のリスクは1.92倍に,3点以上増加すると3.25倍になり,いずれも統計学的に有意な結果であった。
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