食事姿勢・食形態の変更とは?

食事姿勢・食形態の変更とは?

  • 誤嚥性肺炎を防ぐ為に、食事姿勢・食形態の変更は非常に重要です。
  • すでに嚥下障害があり、誤嚥のリスクが高い場合は、誤嚥しにくい食事姿勢や誤嚥しにくい食形態へ変更することで、誤嚥のリスクを軽減し誤嚥性肺炎の予防になります。

食事姿勢の変更

  • 誤嚥しにくい食事姿勢へ変更する前に、まず意識しなければならないのは「誤嚥しやすい姿勢」を知ることです。誤嚥しやすい姿勢とは「頚部伸展位(首を伸ばした状態)」です。錠剤や飲みこみにくいものを嚥下しようとする際に上を向いて流し込もうとする方もいるかもしれませんが、その態勢が一番誤嚥しやすい姿勢なので、とても危険です
  • また、食道には梨状窩という通り道が左右にあり、その影響で食道の通りやすさに左右差が存在することがあります。その場合は通りにくい梨状窩を避け、通りやすい方向を向きながら嚥下を行う頚部回旋嚥下という方法があります。
  • 嚥下障害が重度の方の場合でも、完全側臥位法を採用することによって誤嚥のリスクを軽減し、経口摂取を目指せる場合があります。
  • 詳細については非常に専門的になるので、行う際は主治医の先生や言語聴覚士とご相談のもと行って下さい。

食形態の変更

  • 誤嚥しにくい食形態へ変更する前に、まず意識しなければならないのは「誤嚥しやすい食形態」を知ることです。誤嚥しやすい食形態とは、粘りが強く口腔内や喉にくっつくもの(焼き海苔や餅など)、噛み切れないもの(タコやイカなど)、水分がなくパサパサとした食感を持つもの(パンやクッキーなど)、口の中でバラバラになってしまうもの(ひじきや挽肉など)、液体やつるんとした食感を持つもの(水やところてんなど)であり、こういった食材を避けることが重要です
  • 誤嚥しやすい食形態の代表である水分は、とろみをつけることで誤嚥しにくい食形態へと変更することが可能です
  • 薬を内服する際にはとろみのついていない水ではなく、とろみのついた水や、ゼリーなどで内服くすると誤嚥しにくくなります
  • さらに、交互嚥下やフィニッシュ嚥下など、咽頭残留を減らす工夫も大事である

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