間歇的口腔食道経管栄養法とは?

  • 間歇的口腔食道経管栄養法(intermittent oro-esophageal tube feeding)であり、OE法と呼ばれることもある。
  • 経管栄養の一種で、口からチューブを挿入し、食道まで達した位置で栄養剤を注入します。
  • 経鼻経管や胃瘻と異なるのは、注入のたびにチューブを挿入し(間歇的)、注入終了後にはチューブを抜去するという点です。
  • メリットとしては以下が挙げられます。
  • チューブを常時留置しない為、患者さんの不快感が少ない
  • 食事の度に口からチューブを飲み込むこと自体が嚥下訓練になる
  • 食道に注入する事で消化管の働きが活発になり、下痢や胃食道逆流症の減少が期待できる
  • しかしながら、以下の場合はOE法の適応外となります。
  • 意識がはっきりせず、介助者の指示に従えない場合
  • チューブを飲み込む際に嘔吐反射が強い場合
  • 食道蠕動が不良で食道内注入では逆流の危険がある場合
  • 注入中に咳き込んだり、吃逆(しゃっくり)が出て嘔吐の危険がある場合

A Comparative Study of Two Tube Feeding Methods in Patients with Dysphagia After Stroke: A Randomized Controlled Trial

Juan W,Stroke Cerebrovasc Dis. 2020 Mar;29(3):104602.UE 3, 104602, MARCH 01, 2020
  • 脳卒中後の嚥下障害患者における間歇的口腔食道経管栄養法(OE法)と経鼻経管栄養法とを比較した論文を紹介します
  • 脳卒中後の嚥下障害患者において、OE法と経鼻経管栄養法を行った後の、誤嚥性肺炎発症率や嚥下機能改善率を比較した。
  • OE法対経鼻経管栄養法の誤嚥性肺炎発症率は、16.33%対31.25%
  • OE法対経鼻経管栄養法の嚥下機能改善率は、83.67%対66.67%
  • 管理人まとめ・感想
  • OE法は脳卒中後の嚥下障害患者において、患者の不快感を減少したり、誤嚥性肺炎予防・嚥下機能改善などメリットが多いが、毎食の度にリスク管理を行いながらチューブの挿入・抜去を行うことはそれなりのマンパワーを要し、有効性を理解していても、より簡便な経鼻経管栄養を選択せざるを得ない場合も実際にはよくあることだと思います。

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