文献紹介

ビタミンDと脳卒中リスクについて

ビタミンDと脳卒中の関係は? ビタミンD(25-(OH)ビタミンD)は、骨代謝やカルシウムの恒常性維持に効果があることで最もよく知られています。さらにビタミンDは、神経栄養因子の放出調節や血液脳関門の完全性維持に関与しているため、神経保護効果があることが示唆されていますおり、ここ数十年の間に、ビタミンDと脳卒中リスクの関係についていくつかの研究が行われてきました。先行研究の一つによると、ビ...
文献紹介

誤嚥性肺炎における抗生剤治療について

そもそも誤嚥性肺炎に抗生剤治療は必要なのか? 誤嚥性肺炎には狭義の「誤嚥性肺炎」と「誤嚥性肺臓炎」という分類があり、狭義の「誤嚥性肺炎」は多くの方がイメージするような細菌性肺炎を指し抗生剤治療が必要ですが、「誤嚥性肺臓炎」は食物や水分による化学的刺激によって引き起こされる炎症が原因の肺炎であり、抗生剤は不要とされています。しかし、臨床的にこの二つの肺炎を区別することは困難であり、誤嚥性肺臓...
文献紹介

抗コリン薬リスクスケールと誤嚥性肺炎について

抗コリン薬リスクスケールとは? 抗コリン薬は高齢者における転倒、せん妄、認知機能障害を誘導することが知られれており、コリン作用性有害事象のリスクを表す指標として抗コリン薬リスクスケール(ARS:Anticholinergic Risk Scale)が作成された(下図)ARSスコアが高いほど、抗コリン性副作用のリスクが増加することが分かっている 引用:日本神経学会 文献紹介 ...
誤嚥性肺炎

GLIM基準による低栄養の評価について

GLIM(Global Leadership Initiative on Malnutrition)基準とは2018年にESPEN(ヨーロッパ臨床栄養代謝学会)、ASPEN(アメリカ静脈経腸栄養学会)、 FELANPE(ラテンアメリカ栄養療法学会) 、PENSA(アジア静脈経腸栄養学会)などの世界の臨床栄養学会により合同で発表された低栄養の診断基準です。
誤嚥性肺炎

脳梗塞患者における嚥下障害の予後予測アプリについて

「PRESS calc」とは? 脳梗塞患者における発症7日後と発症30日後における経口摂取障害と発症前経口摂取状態への回復率を予測するアプリケーション(© Kantonsspital St. Gallen)予測に用いる因子は以下の5項目年齢(70歳未満、70歳以上)脳卒中重症度(NIHSS)病変部(前弁蓋部を含むかどうか)誤嚥リスク(Any 2 scale)入院時経口摂取状況(FOIS:F...
文献紹介

脳卒中患者の嚥下障害スクリーニングの為の最長発声持続時間(MPT:maximum phonation time)

Use of the maximal phonation test for the screening of dysphagia in stroke patients: a preliminary study.Lim JY,Eur J Phys Rehabil Med.2020 Feb;56(1):41-46. 脳卒中患者において嚥下障害のスクリーニングとして最大発声持続時間(maximu...
誤嚥性肺炎

完全側臥位法とは?

完全側臥位法とは「重力の作用で中~下咽頭の側壁に食塊が貯留しやすくなるように体幹側面を下にした姿勢で経口摂取する方法」と定義される誤嚥予防のための嚥下補助技法です嚥下障害が重度の方でも経口摂取を目指せる可能性のある、「誤嚥のしにくい」姿勢です完全側臥位法の体位は以下の図となります 重度嚥下機能障害を有する高齢者診療における完全側臥位法の有用性から引用 完全側臥位法が「誤嚥しにくい」理...
文献紹介

1日の歩数と死亡リスクについての論文

Association of Daily Step Count and Step Intensity With Mortality Among US AdultsPedro F. JAMA.2020;323(12):1151-1160 1日の歩数と死亡リスクを検討した論文 4840例を対象に約10年間調査 1日の歩数別の、1000人当たりの死亡数以下4000歩未満の群で75.7人4000~...
誤嚥性肺炎

ACE阻害薬の誤嚥性肺炎予防に関するエビデンス

ACE阻害薬の誤嚥性肺炎予防に関するエビデンス
文献紹介

脳卒中患者におけるプロトンポンプ阻害薬とヒスタミン受容体拮抗薬の肺炎リスクについての論文

Risk of post-stroke pneumonia with proton pump inhibitors, H2receptor antagonists and mucoprotective agents: A retrospective nationwide cohort studyPLoS One. 2019; 14(5) 脳卒中患者において、プロトンポンプ阻害薬(PPI:p...
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